竹の移植をやってみる

深沼ベースの整備の中で、風よけとしたり、将来的には工作の材料にもなるね、ということで一部に竹藪を作ろうとしています。今回とあるご縁がありまして、竹林をお持ちの方の所から竹の移植をしてみることになりました。

やってきたのは深沼ベースから少し北に行った新浜のあるお宅。

移植のため、さっそく竹の根を掘り始めます。あまり深くもなく、そこら中に張り巡らされているので見つけるのは簡単。

…ですが、なにせしっかりと根を張っているので掘り出すとなると結構大変。ある一本に狙いを定めつつ、周囲の土を掘り起こしていきます。 

やっと姿を現した竹の根も、長ーく繋がっているのでそのままでは取り出せません。ノコギリで前後を切断して、ようやく摘出。

その後も作業を続け、何本かの根の断片と、わずかながらガバッと取れた塊とを持って帰りました。

竹の根を携えて深沼ベースに到着。ちょうど鴨の群れが集まっていました。

カラシナの花もたくさん咲いていて綺麗です。(ただし雑草でもあるので、これから適切に処理してあげなければなりません。これからの夏を思うと遠い目…)

深沼ベースの整備計画をもとに、植える位置を再確認しながら、いよいよ穴を掘って根っこを埋めていきます。

埋めた根っこからどれくらちゃんと生えるのか… 実験的ではありますが、これからの生育を楽しみに待つことにします。