明けましておめでとうございます。今朝は新年最初の朝活でした。気温はおよそ -7º、凍てつく空気の中、夜明け前の空が美しい。
現在準備を進めている「深沼ベース」のところに椿の木が生えています。実はその椿の生えている場所というのが、めぐみキッチンの活動に長く参加してくれている方のご親戚の敷地だった場所でした。
おそらく震災後に蘇ったと思われる椿。深沼ベースの一角にそんなゆかりのあるものがあるのは素敵だね、と話していたんですが、ギリギリ道路の拡張工事の範囲に含まれていて、造園屋さんに移植の相談もしたものの時期が悪く、伐採せざるを得なくなっていました。
そこで、若芽をとって接木で残せないか、種を探して次世代を育てられないか、と考えての今日の作業です。
まずはみんなで椿の根本を捜索。雪で埋もれているかも、と心配していましたが、幸い種をいくつか見つけられました。
続いて若芽を探して摘み取ります。こちらは後で接木にして、何人かで手分けして育ててみる予定。
そして幹も一本刈り取りました。こちらは木材として、深沼ベースで使う何かに仕立て直そうと計画しています。
ちょうど日の出の時刻が近づき、みんなで深沼海岸へ。
海の向こうに雲が広がっていたため、太陽が出てきたのは、日の出時刻よりはちょっと遅れてから。すると、目の前に見事な気嵐(けあらし)が広がりました。とても美しい。
今日の作業はここまで。
帰りがけに荒浜ベースに寄ったら、こちらにも綺麗な霜の結晶がそこら中に広がっていました。冬の自然の美しさ。
※荒浜のめぐみキッチンでは、感染症の拡大を受け、現在は参加者を限定した朝活のみ再開しています。一般の方にご参加いただけるイベントが再開できる際には、改めて告知いたします。