5月も半ばになり、気付けばすっかり田植えの季節。自然や植物とともに暮らすなら、人間の都合ばかりも言っていられません。ちょっと遅いですが、荒浜ベースの丸い田んぼの整備を再開しました。
3月以来ずっと中断していた朝活ですが、圃場の整備のために再開となりました。実はこの朝活、2018年に田んぼを開墾するときに(スタッフみんな本業が別にあるため)「作業時間が必要なら、いっそ早朝にやっちゃおう」と始めたのがきっかけでした。こうして田んぼの整備のために再開というのも、なんだか原点回帰のようでもあります。
とはいえ感染症の懸念はまだ残る中での再開です。幸い屋外なので換気は問題ありませんが、参加はよく知っている人に限り、また各自での検温や、農場内でもお互いの距離の確保など、気を配りながらの朝活としています。
今日の主な作業は「耕耘(こううん)」で、固まってしまった土を細かく砕きながら掘り返し、あとで稲が根を張りやすいように整える工程です。今回は小型の耕耘機のお世話になりました。
参加メンバーの大半にとっては初めて触る機械なので、プロフェッショナル(共同代表の渡邉)に教わりながら使い方を学んでいきます。
耕耘機をかける前(右)と後(左)。固かった地面がフカフカになっていきます。
1回目は耕耘機を逆転(刃を逆回転させる)させて粗く砕き、2回目は正転で更に細かく、と2段階で田んぼ全体を耕していきます。
ところで今年は、田んぼの近くで小麦の栽培にもチャレンジしています。先日撒いた種が小さな芽を出していました。
一般公開のイベントなど、今後の活動についてはまだお知らせができない状況です。楽しみにしてくださっている方には申し訳ないのですが、一緒に作業したり遊んだりできる日を今しばらくお待ちくださいませ。