#24 2つのモチ米のつきくらべ・食べくらべ

1/20、五橋ベース(綴café)で餅つきの会を開きました。荒浜ベースで田んぼから作った餅米がついにモチに!

前日の準備で、荒浜の農家よしおさんのハツキネモチと、丸い田んぼで作ったミヤコガネを計量。ミヤコガネは改めて籾殻などを取り除いてましたが、手で触れる感触も気持ちよかったです。

そして迎えた当日。

今回用意した2種類のもち米について簡単に紹介したところで、さっそくモチをつき始めます。

まず最初は杵でもち米を潰していく。この作業を手早くしっかりやることが、美味しいモチを作るためには大切です。

そしていよいよつき始め。今回は3回に分け、最初の2回はハツキネモチから。まず最初にスタッフがお手本を。次に参加者みんなでつき、最後に丸い田んぼのミヤコガネをつきました。

最後のミヤコガネでは、子ども達も米を潰すところから参戦。

みんなで餅つきを楽しみました。

できあがったモチを取り分け、小皿に入れていく・・・

ハツキネモチとミヤコガネの食べ比べセットの完成です。納豆餅とあんこ餅、京風お雑煮(白味噌版)と、京風お雑煮(仙台味噌版)。

出来上がったお餅を食べながら、2つのもち米のエピソードについての話を聞く。

せんだい3.11メモリアル交流館の田澤さんが紹介するハツキネモチは、荒浜の農家よしおさんが気に入って作っている珍しい品種。登録抹消されてしまっている品種なので、他に作っている人はいないかもしれません。
震災で一度失われたものですが、福井の農業試験場に偶然保管されていた種から復活したものです。貴重なもち米ですが、ご好意でめぐみキッチンでも提供させていただきました。

そしてミヤコガネ。去年、文字通りの意味で、めぐみキッチンで「田んぼから」作ったお米です。スタッフとしても、米作りの工程や手作業でやる大変さなども色々と教わりました。

また今年も米作りを行う予定なので、種まき・田植え・収穫など、どうぞご参加ください。