荒浜マリーゴールドについて

今年、荒浜地区の何箇所かにマリーゴールドが植っています。花で荒浜を彩りながら、未来に向けて土も良くしていけるマリーゴールド。「荒浜マリーゴールド」として平松農園の平松さんが中心になって広がっています。

いま平松農園の畑に植っている他にも、配られた苗だけでも全部でおよそ1,000株以上。活動に賛同してくださった荒浜地区の方のところだけでなく、平松農園のオープンデイに来た方、6月には深沼ビーチクリーンの参加者にもお配りしています。

荒浜のあちこちで、そして荒浜に想いを寄せる方のところで、綺麗な花を咲かせています。

緑肥としてのマリーゴールド

どうして花の中でもマリーゴールドを育てているの？と疑問を持たれる方もいるかもしれません。実はマリーゴールドには「緑肥になる」という一面があります。

緑肥というのは、その名の通り、植物を地面にすき込むことで肥料にすること。花として愛でるだけでなく、これから荒浜で農作物を育てていくのにも大いに役立ってくれます。特にマリーゴールドの根には線虫（センチュウ）の防除効果があり、作物の間に植える「コンパニオンプランツ」としても使われることがあるそうです。

荒浜から広がるマリーゴールド

荒浜マリーゴールドは、平松農園のほか、活動に協力してくれている荒浜小学校、避難の丘、海辺の図書館、そして荒浜のめぐみキッチン深沼ベースにも植っています。

その他にも、荒井地区の小学校や児童館、福祉施設などへも苗を配布しています。小さな花が、荒浜地区の交流のきっかけになれば幸いです。